教育で大切なことは、違いを認めることだ

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教育で大切なことは、違いを認めることだ

指導をし始めてから、3年弱。教育とは、じつに難しいものだと思います。

幼稚園の頃から。一部の先生や教育システムに対して疑問を抱いていました。

私は、物心ついたときから周りの人とはどこか違っている部分がありました。

幼稚園ですでに浮いていた

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思い返してみれば、幼稚園児のときに既にまわりからは浮いていました。

おぼろげで不確かですが、今でも記憶に残っている思い出があります。

幼稚園の出し物として、演劇の練習をしていたときのこと。周りにセリフが言えなくて詰まっている人をみて、代わりにセリフを言ってしまう。「なんでセリフが出てこないのだろう?」と、ただただ疑問でした。

成長が早いために記憶力が良かったのでしょうか、全員のセリフを覚えていたのですね。成長段階の差があったことにもちろん自覚などなく、周りの人もみな、セリフを覚えているものだと思っていました。

悪気があったわけではありません。劇の練習がスムーズに進むように、という認識でした。

しかし、その幼稚園児は、自分のセリフが言えなくて恥ずかしい思いをしている中で、他の人に自分のセリフを取られてしまったわけです。泣いてしまいました。そりゃそうですよね。笑

他の幼稚園児はみな、私を責めました。理由がわからなかった私は孤立し、別の部屋にある机の下で泣いていたのを覚えています。

そのような中で、先生は理解を示してくれていました。同じように成長の早い数人の友達もいました。私もその友人もみな発達時期が早く、体も大きく力も強く、小学生1年生並みだったのですね。自然、仲良くなるわけです。

覚えているだけで他にも色々な出来事がありましたが、幼稚園時代の私はそのような人々に救われていたわけです。

アトリエ教室での悲劇:好きな絵が描けなくなる

教育論 東大

これは幼稚園の外での話。

当時の私は、絵を描いたり、積み木でちょっとした建物を作ったり、レゴで遊んだり、といったように、今思い返してみれば「世界観を描く・打ち出すようなこと」にのめりこんでいました。この気質は今も根っこで続いています。

絵が好きで好きで、幼稚園のアトリエ教室でもよく褒められていたようでした。

たまたま近所にあった、お受験系で有名な芸大出身の先生が開いているアトリエ教室の噂を聞きました。

興味をもって体験に行ったのですが、まさかその日が人生初のターニングポイント、それも悪いターニングポイントになってしまうことは知る由もありませんでした。

それ以降、絵が描けなくなってしまったのです。

今思えばとにかくひどい話で、そのとき私が描いた絵を、その先生は訂正していきました。

新聞紙を張りたくり、上からお上品に書き直していきました。

違いや個性を認めず、模範解答的に「直して」いく教育。

今おもえば、それが教育の悪しき洗礼だったわけです。

小さいころの自分には、それがトラウマで仕方なく、それ以降、絵を描くことができなくなってしまったのです。

浪人以降の学びや成長を通じて、やっと最近、「絵が好きな自分を取り戻す」勇気をもつことができました。トラウマの克服に、18年もかかったことになります。

 

小学校2年生で感じた、集団行動の窮屈さ

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学校に窮屈さを感じ始めたのは、2年生の頃。遠足・社会科見学でチョコレート工場を訪れたとき、集団行動を守るよう指導されたのです。

あるセクションで、ベルトコンベアの近くに立つ作業員が、運ばれてきたチョコレートに手を加えて完成へと近づけて行く様子を見ました。その作業の様子や、あたり一帯に漂う雰囲気に興味をもちました。綺麗だと感じたのです。

ところが、スケジュール通りに進んで行くために、1つ1つのセクションをじっくり見ることが許されません。

小学校2年生に自由行動が認められないのは、当たり前でしょう。ところが、当の本人は見たい気持ちが高まっているのをどうおさえていいのか分からない。

後ろにいるクラスメイトに

「なんでじっと見ちゃいけないの?」と聞くと、

「集団行動だからだよ」と、物知りな彼からは、ずいぶんと ませた答えが返ってきました。

「だから、何だよ」

なんのための社会科見学なのでしょうか。

不満の残る遠足となりました。

 

小学校の作文『朝起きたら・・・』

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小学校の4年生のとき、国語の授業で作文課題が出されました。

テーマは、『朝起きたら、自分の顔が別の顔になっていた』。

条件は、「400字詰めの原稿用紙3枚」。

多くのクラスメイトがサクサクとお利口に済ませていくなかで、私と仲のいい『悪ガキども』は、みな書き終えることができません。

「普通に思いつくことは、他の人が書いている。それでは、つまらない。」

ひらめいた私は、以下のように書き、そのまま提出しました。

「朝起きて鏡を見ると、顔がニワトリになっていた。・・・・・・えッ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(〜省略〜)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

先生は怒りました。

「ふざけるな」

なにが、ふざけているのでしょうか?

顔が、ニワトリになっているのです。原稿用紙3枚分の『!』マークでは納まりきらない驚きが、そこにはあるはずです。

「この原稿用紙を見た人自身も、ビックリするだろう」という意図もありました。驚いた感情を伝えるのに、これ以上最適な方法・テクニックはないと感じたのです。

私の受けた教育では、不幸にしてそれが否定されました。ずいぶんと窮屈な心持ちです。

『意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。』

中学校、音楽の授業での初のバンド演奏は、『4,33』何も演奏しない曲

中学校に入ると、音楽の授業でバンド演奏をやることになりました。

クラスメイトの中から一緒に組んだメンバーと曲目を決め、私が提案した曲は1曲目にやることになりました。

  1. ジョンケージ作曲『4,33』
  2. スピッツ『空も飛べるはず』

小学生の頃に読んだ本で、その曲名を知っていたのです。音楽が好きな私は、感動さえ覚え、何回も読み返していた本でした。「いつか、『4,33』を演奏したい」と思っていました。

しかし(というか、案の定)、観客席側にいるクラスメイトは理解不能だと言わんばかりの表情。

「演奏をサボりたいだけじゃないか」

そう言う人すら、いました。この曲の面白さ・感動を味わない人が多かったのです。

先生だけが、微笑んでいました。今思えば、学校の音楽の先生といえば音大卒。おもしろがってくれていたのでしょう。

理解のある教師が増えることを望みます。

※『最高音質』のジョン・ケージ『4分33秒』はこちら。

 

あなたは、『浮きこぼれ』という言葉を知っていますか?

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中学校時代、英語や数学が得意な私は浮きこぼれていました。

授業が、つまらなくて仕方がないのです。

先生に伝えれば、「クラスの多くの人に合わせて授業をするから、仕方がない」

「それなら、授業を聞きながら自分の勉強をどんどん進めていいですか?」

「内職はだめです」

勉強が好きだ。どんどん勉強したい。でも、してはいけない。

学校では、思うような勉強ができない。

先生の言うことはよく分かります。「集団行動」が基本の学校のシステムのなかでは、集団のペースが優先される方が効率的なのは間違いありません。

しかし、勉強が好きな生徒にとってはツラいものです。仕方がないので無視して勉強していたら、いつの間にか認められるようになっていました。

世間では『落ちこぼれ』という枠内にいるとされた生徒に対し、それ相応の扱い・配慮をする必要性がよく叫ばれます。

『浮きこぼれ』という逆のケースが認識されることは、多くありません。その言葉すら、大学生になってから知りました。

自分が『落ちこぼれ』だと感じることは辛いでしょう。『浮きこぼれ』だと認識すらできない辛さは、どこにいけばいいのでしょうか。

幸いなことに、高校に入ってからというものの、自分よりも優秀な人がたくさんいて、浮きこぼれを感じることはなくなり、ずいぶんと楽になりました。

しかし、学年1〜10位程度の人に共通するのは、学校の授業中にもっと難しくて面白い他の勉強をしているということ。

『働き蜂の理論』・・・『80対20の法則』・・・

どこの学校にも、『落ちこぼれ』と『浮きこぼれ』はいて、両者を認めないことで、生徒は苦しむことになるのです。

教育で大切なのは、違いを認めることではないでしょうか。

教育で大切なことは、違いを認めること

「教育で大切なことは、違いを認めること」
「そのうえで、個々の可能性を開くこと」

私は、そう思います。

まわりの人との違いの中で悩むことがある、すべての人にオススメの必読本です。
小学校のときの自分にも読ませてあげたい、そんな本でした。

Mao Nishi (西川 真央)
指導歴4年の個別指導講師。オンライン真学塾24主催。中学生から社会人まで個別指導のみで50名以上を指導。現在は難関大学の英語指導とコーチングをメインに、毎日=24時間が学びや成長に結びつく指導を心がけている。東大模試でE判定・偏差値37から、自宅浪人で東大合格後、休学してヨーロッパに単身バックパッカー旅へ。復学後はNY本社のIT系グローバル企業CEOオフィスでインターンを経験。帰国後、2年間大学で学び起業。現役東大生。⇒Mao Nishiの合格体験記⇒『0から東大合格を目指す5日間講座』⇒『オンライン真学塾24』⇒お問い合わせ
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