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英語を250語/分で読む、合理的な速読術のトレーニング方法

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あなたは、英語をいくら勉強しても文章が速く読めなくて困っていることはありませんか?

義務教育過程は中学から高校まで6年間もあり、その間ずっと英語を勉強し続けて6年。それでも、英語の速読スピードは速くなりにくいものです。

しかし、ここで紹介する速読術の方法とコツを意識すれば、1分間に250語以上の英文を読めるようになります。

私は、速読術を磨くことで、時間がきびしいことで有名な東大英語の模試で偏差値71をとり、リーディングの時間を余らせて英検1級・TOEIC975を取得。大学では英語の論文を1日で100ページ以上すんなりと読むことができるようになりました。

この記事では、英語を250語/分で読めるようになる合理的な速読術の方法とコツを紹介します。

1. 速読ができない2つの原因

速読ができない原因は2つに分かれます。

  1. 英語力の問題
  2. 文字に対する脳の認識能力の問題

これら2つの原因のどちらなのか、まず見極めることが大切です。

1-1. 原因1. 英語力の問題

1つ目の『英語力の問題』については、むしろ『精読力』が大切です。ちゃんと読めるから、速く読めるのです。

極端な話、あなたはアラビア語を速く読めますか?スワヒリ語は?古代ギリシャ語は?

「そんなの、勉強したことないんだから無理に決まってるだろ!」

その通りです。そもそも、理解できないことは速く読んでも理解できません。アラビア語もデザインに見えてしまうでしょう。

1-2. 原因2. 文字に対する脳の認識能力の問題

2つ目の『文字に対する脳の認識能力の問題』について、速読トレーニングは有効なのです。

『脳の認識能力の問題』などと言うと大げさな表現ですが、できなくても卑下することはありません。元からできる人は幼児教育が成功しただけです。私たちは凡人は、適切なトレーニングで後から鍛えればいいだけですね。

というわけで、ここでは『脳の認識能力を上げる方法』を説明します。

2. 脳の認識能力を上げるのに必要なこと

認識能力を上げるには、以下の3つのポイントが必要になります。

  1. そもそもどこまで認識できているのかを知ること
  2. 今までのスピードを超えた速さを体感すること
  3. そのスピードを当たり前にすること

これらの必要事項を踏まえて、英語を速読するコツを紹介します。

2-1. 速読のコツ1. 認識できるブロックを意識する

速読のコツ1は、認識できるブロックを意識することです。認識能力を上げる『ポイント1. そもそもどこまで認識できているのかを知ること』に必要なものです。

サッと見たときに、『目が捉える範囲』・『脳が内容を認識できる範囲』の2つの範囲を意識することです。

範囲の基準は、下にいくほど速読スピードが速くなります。

  1. 単語
  2. 語句(2〜3語)
  3. 2〜3文
  4. 段落
  5. 複数の段落

1つずつ、下の項目へと範囲を広げていくことで、無理なく速読スピードを速めることができます。

2-1-1. まずは『語句(2〜3語)』を目指す

まずは2〜3単語を同時に理解することを目指しましょう。

ポイントは、the/aなどの冠詞、with/forなどの前置詞といった切れ目で『語句の区切り』を意識して読むことです。

Fever is an example of a biological defence mechanism that is often regarded as...

速読英単語2上級編[改訂第4版]』より

この例文の場合で言えば、

  • Fever is
  • an example of
  • a biological defence mechanism
  • that is
  • often regarded as...

という具合に固まりに分けて認識するように意識すると、速読スピードが速まります。慣れない人は、2〜3語ずつシャーペンでマルで囲み、強調させることがオススメです。

2-1-2. 『語句(2〜3語)』の次は、『節』を目指す

2〜3単語の次は、より大きな固まりとして節を目指しましょう。

語数の目安は7語程度でしょうか。

ポイントは、文法構造を意識して区切りをすることです。

上の例文で言えば、このようになります。

  • Fever is an example of a biological defence mechanism
  • that is often regarded as...

ここまでくれば、だいぶ速読スピードが速まっていることは間違いありません。

2-1-3. 『節』の次は、『文』『2〜3文』『段落』と拡大を目指す

節の次は、より大きな単位で読むことを目指しましょう。

私はとても簡単な文章だと段落単位で読めますが、ちゃんとした文章は文が限界です。しかし、TOEICや英検などの試験では、時間にかなりの余裕をもって終えることができています。

以前よく一緒に遊んでいた外国人留学生は、英語のニュースで4〜5個の段落を3秒で読んでいたので衝撃を受けました。理解力・認識能力など頭のいい人だとは感じていましたが、ここまでハッキリと能力のすごさを見てしまうと、もっと上を目指したくなるものです。

節まで読めるようになった人は、次は文単位・段落単位を目標にすることをおすすめします。

2-2. 速読のコツ2. 最初は、『なんとなく』理解できる速さ

速読のコツ2は、最初はなんとなく理解できる速さで読むことです。認識能力を上げる『ポイント2. 今までのスピードを超えた速さを体感すること』に必要なものです。

2-2-1. 英文が完全に理解できなくていい

内容がなんとなく理解できる速さで黙読しましょう。速読トレーニングにおいては、最初に読むときは完全に理解できなくてかまいません。

2-2-2. 完全に理解しようとするデメリット

完全に理解しようとすると、精読トレーニングになってしまいます。その結果、いつまでたっても速読スピードは上がらず、精読ばかりが身に付いてしまうのです。

2-2-3. 精読力と速読力は相互補完

精読力も、速読力と相互補完的なものです。上で触れましたが、そもそも英語をしっかり読めなければ、速く読めるはずがありません。精読力を付けるトレーニングも必要です。

しかし、速読トレーニングでは、速く読む=『英語文字・文の認識スピードを高める』ことを主眼におきます。トレーニングの役割分担が必要なのです。速読力を鍛えるときには、精読力は意識せずに取り組むと効果的なトレーニングができます。

ぼや〜っと あらすじ が つかめるくらいのスピードでとにかくスパスパ読みましょう。すると、理解しようとして読んでいたときよりもずっと速く読むことができます。

2-3. 速読のコツ3. 時間をはかる

速読のコツ3は、時間をはかることです。認識能力を上げる『ポイント3. そのスピードを当たり前にすること』に必要なものです。

2-3-1. なぜ時間をはかるのか?

なぜ時間をはかる必要があるのでしょうか?

速さとは、時間に関連するコトバです。時間をはからない限り、速く読むためのトレーニングにはなりません。時間をはかることにより、『以前と現在の速読スピードの比較』『文章の難易度と速読スピードの比較』ができるようになります。

文章を速く読めるようになりたい人は、英語・日本語問わず、読む時間をはかることをオススメします。

2-3-2. 速読スピードの目安

読むスピードの目安は、英語の難しさにもよりますが、試験対策であれば、1分間に200語を目標にするといいと思います。小説であれば、1分間で250〜300語程度が目安になります。

2-3-3. 速読スピードを定着させる

時間をはかって何回も取り組むことで、速読スピードが当たり前になります。その結果、そのスピードを維持したまま、文章を理解できるようになるのです。

3. 速読術のトレーニングにオススメの英語参考書

速読術のトレーニングにオススメの英語参考書があります。

3-1. 速読英単語 上級編

3-1-1. テキスト

3-2. 速読英単語 標準編

3-2-1. テキスト

3-2-2. CD

【対象:英検2級・センター試験〜中堅大学受験レベル】
名前のとおり、速読術のトレーニングにピッタリの英語の参考書です。

私は中学生1年生〜大学受験浪人までの7年間、『速読英単語』シリーズを使い込んだおかげで、速読スピードが格段に上がりました。英検・TOEIC でも好成績が出せたのは、『速読英単語』で速読術や、英単語の語彙を鍛えていたおかげです。

3-3. 『速読英単語』×『速読術トレーニング方法』

速読英単語をつかった速読術の具体的なトレーニング方法は、別ページにわかりやすくまとめました。

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4. まとめ

4-1. 速読ができない2つの原因

  • 原因1. 英語力の問題
  • 原因2. 文字に対する脳の認識能力の問題

4-2. 認識能力を上げるのに必要な3つのこと

  • 1. そもそもどこまで認識できているのかを知ること
  • 2. 今までのスピードを超えた速さを体感すること
  • 3. そのスピードを当たり前にすること

4-3. 速読の3つのコツ

  • 速読のコツ1. 認識できるブロックを意識する
  • 速読のコツ2. 最初はなんとなく理解できる速さで読む
  • 速読のコツ3. 時間をはかる

4-4. 速読術のトレーニングにオススメの英語参考書

お読みいただきありがとうございました。

Mao Nishi

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Mao Nishi (西川 真央)
指導歴4年の個別指導講師。オンライン真学塾24主催。中学生から社会人まで個別指導のみで50名以上を指導。現在は難関大学の英語指導とコーチングをメインに、毎日=24時間が学びや成長に結びつく指導を心がけている。東大模試でE判定・偏差値37から、自宅浪人で東大合格後、休学してヨーロッパに単身バックパッカー旅へ。復学後はNY本社のIT系グローバル企業CEOオフィスでインターンを経験。帰国後、2年間大学で学び起業。現役東大生。⇒Mao Nishiの合格体験記⇒『0から東大合格を目指す5日間講座』⇒『オンライン真学塾24』⇒お問い合わせ
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