英語を独学でも話せるようになる英会話のおすすめ勉強法とは?

コラム

英語を独学でも話せるようになる英会話のおすすめ勉強法とは?

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最近では短期語学留学が盛んで、フィリピンの語学学校に数ヶ月行って英会話を学ぼうとする日本人が多いように感じます。しかし、「どうだった?」という感想を聞いたり、ネットで体験記を読んだりした限りでは、実は留学をする必要は全くない程度の語学力しか身に付きにくいのも実情です。

なぜか?それは、「日本で基礎的な会話力を鍛えてから留学していないから」です。

じつは、「英会話力の基礎のない人」が1〜2ヶ月の語学留学で学べるレベルの英会話であれば、日本にいても身につけることができてしまいます。

「日本でできてしまうこと」は日本でやりましょう。

もちろん、英会話を磨くのには会話量を増やす必要性はさけられません。語学留学に行くことも、会話量を増やす1つの手です。しかしその前に、日本でできることを終えてからこそ、意味があります。

海外留学は、英語の会話力を「つける」ためではなく、「さらに磨く・高める」ためにいきましょう。

この記事では、英会話を独学で話せるようになるための勉強法を紹介します。

※目指せるレベル・・・英語で日常的な会話ができる。英語話者とカフェやご飯にでかけたり、一緒に遊んだりして困らない程度。わからない単語があっても、文脈から把握したり、尋ねることで問題にならないレベル。

【基礎】まずは英語の語学力(単語と文法)を上げよう

話すだけなら中学レベルでも全然問題ありません。しかし、欲を言えば、高校卒業レベル(英検2〜準1級、TOEIC 700点以上のレベル)は欲しいところです。そのレベルに到達するには、海外留学で学ぶ必要はいっさいなく、日本にある参考書で充分マスターできてしまいます。実際わたしは、バックパッカー旅行をする前に英検準1級まで独学で鍛えました。

なぜ文法が大切なのか?

最低限、文法や単語をしっかり理解していないと、身分や階級を疑われてしまう可能性もあるからです。

「文法はいらない。通じればいい」と言う人もいますが、そういう方は文法がしっかりしていないからそう言えるのです。文法や単語のレベルによって、その人の「教養の程度」や「出自」も気になってしまうのが国際語である英語です。

なぜなら、現在、ヨーロッパや東南アジアで大学を出た人は、英語を当たり前に話します。その上でフランス語やスペイン語、中国語といった第3外国語、第4外国語を身につけているのも全然珍しいことではないのです。

ブロークンイングリッシュによって「通じたはずの英語」には、「私には英語を文法に則って話す教養がない」というようなバイアスがいっしょに伝わっていることも覚えておきましょう。これではまともに取り合ってもらえないこともあるかもしれないことは、明らかですね。

まずは文法と単語をしっかりさせることが肝心です。

しかし、手っ取り早く話せるようになるためには、中学レベルの英文法でも平気なのは間違いないところ。そこで、中学レベルの英語力がマスターしていると仮定したうえで、その次に何をすればいいのかを話します。

【リスニング】なにはともあれ、英会話はリスニング力

会話では、常に自分が喋っていることはありません。相手が話したら、次は自分が話す。自分が話したら、今度は相手が話す。お互いが交互に喋るのが一般的です。そこで必要になるのは、

スピーキング力とリスニング力。

ネイティブスピーカーなどの自分より英語の得意な英語話者と話す場合により重要度が高いのは、実はスピーキング力ではなく、リスニング力です。

日本人は母国語の音体系(母音・子音の数など)が英語と異なるところが多く、耳が慣れていない人は、英語の流暢な発音をまず聞き取れません。相手が流暢であればあるほど、です。もちろん、ゆっくり話してくれる英語話者もいますが、人によっては余計なストレスを与える原因になってしまうことも確か。

一方、「自分が何を言いたいのか」は、相手も理解しようとしてくれます。音が聞き取れないということもなく、文脈や話の流れで理解するのは難しくないからです。また、日常会話のほとんどは簡単な英語で済んでしまいます。抽象度の高い話や高尚な話をしたければ別ですが、遊んだり、一緒に食事をしたりする程度であれば、スピーキング力は中学〜高校レベルの英語力で問題はありません。

まずはリスニング力を鍛えましょう。

おすすめは、セリフ量の多く会話の速い、海外の好きな映画やドラマを、繰り返し繰り返しシャドーウィングすることです。

シャドーウィングとは、英語を聞いているときに、影のように後から追いかけて口に出す練習方法です。英語が発音されたほぼ直後に追い読みをしていきます。英語のリズムとイントネーションを身に付けるには抜群の練習方法です。

カラオケに行くために歌を覚える練習をするときも、CDを聴きながら一緒に歌ってみたりしますよね?それに似たイメージでしょうか。少し違うのは、まずは聴く。それをすぐさま追い読みする。時間差が(わずかですが)あるというところです。

好きな映画であれば、飽きることなく続けられます。また、海外映画やドラマは、英語話者が観る前提で作られているので、生の英会話に触れることができるのも魅力です。できるだけセリフが多く、スピードが速いものを選びましょう。

こちらでおすすめの映画なども紹介しています。

TOEICのスコアを1年間で835から975に上げた3つの方法 | Mao-24!com
わたし自身、シャドーウィングによる勉強法をフランス語にも応用して、映画『アメリ』を繰り返し繰り返しシャドーウィングしていくことでだいぶリスニング力や語彙があがりました。

何を選べばいいかわからない方は、当サイトでは、年間200本ペースで映画を見ている私がおすすめ映画を紹介しているので、あわせて見てみてください。

【スピーキング】瞬間英作文で「英語脳」の土台を鍛えると話せるようになる

次に、というか同時並行ですが、

スピーキング力をあげましょう。

日本人で英会話を修得しようとして1番悩むことが多いのがこのスピーキング力。それは、中学・高校と、学校の教師や塾の講師がその勉強法を伝えてこないからなんですね。しっかりと効率の良い勉強方法はあるにもかかわらず、知らない人が多いんです。

余談ですが、中学校や高校の英語教師は、大学での単位さえ取れば本人の英語レベルを問わずなれてしまいます。教える側の教師が、英検2級程度ということもザラです。

私の中学校は偏差値で言えばわるくないはないところでしたが、私が英検準1級に挑戦する中、それを所持する先生は1人しかいませんでした。現役中学高校教師によって東大生家庭教師が募集されるのを見るたびに、英語の学校教育のレベルを憂いています。

さて、話がそれましたが、スピーキング力を磨くには、英語話者と話すことよりも先にやることがあります。

「瞬間英作文」の反復によって、英語脳の土台を身につけることです。

英語脳自体、英語話者と話す中で身につけてもいいのですが、それでは「効率が悪い」、ひいては「上達が遅い」んですね。

なぜか?それは、スピーキング力をつけるとなったときに、「相手が話す時間が余計」だからです。最初は。とにかく最初は、「自分が話す時間を増やすこと」が大切です。これは、自分だけでできてしまいます。

ここで、瞬間英作文とは何なのか説明します。

・日本語を見る
・それをすぐさま英語に訳して(英作文して)発音する

これの繰り返しです。

詳しくは、こちらの参考書でどうぞ。

青い方をやるだけでも絶大な効果があります。CDもついていますが、遅すぎるのと日本語が英語脳の育成においてはじゃまなので、使わないことをオススメします。

わたしはバックパッカー旅行の前にこちらの2冊を徹底的にやることで、現地でも困ることはありませんでした。ヨーロッパでクレジットカードを盗まれて、必至で警察に説明したときは「スピーキング力を鍛えておいてよかった・・・」と心から思いましたね。(笑)

こちらの参考書が優れているところは、中学レベルの文法を完全にスピーキングに特化してうまく扱えるようになることです。載っている例文は、中学レベルの本当に簡単かつシンプルなものばかり。

「彼女はワインを買いに店へ行った。」

程度のものの繰り返しです。単調なので、飽きないよう工夫が必要ですが。(笑)

なぜ瞬間英作文で英語脳の土台が身につけられるのか?

英語がしゃべれないときは、言いたいことを1つ1つ英語に訳そうとします。しかし、実際の会話では時間がかかりすぎてしまうために、「あー」とか「うー」とかなってしまう。

瞬間英作文を繰り返すことによって、「言いたいことを日本語で思い浮かべる→英語に訳す」というプロセスにかかる時間が短くなっていきます。慣れてくると、それこそ「瞬間」です。その中で、あるとき気がつきます。「日本語で考える時間が少なくなっていくんだ」と。「言いたいこと」と「英語で発音すること」、この間にあったはずの日本語がどんどん減っていくのです。

これにより、英語で考えて英語で話す英語脳の土台がつくれます。「土台」と表現しているのは、やはり、実践が必要だからです。逆に言うと、

ここまでの英語力を身につけてはじめて、留学中の学びが最大化されます。

そこで、次のコツに移ります。

【実践】英会話の機会を増やそう。英語をたくさん話すには?

日本でも独学でできる英語の勉強として、基礎的な文法や単語も身につけ、リスニングやスピーキングの土台も作りながら、同時並行で取り組むと効果的なのが、やはり英語話者との会話。

それぞれの土台をつくるのには独学での勉強が効果的だとは言え、英会話はもっと総合的なものです。勉強の成果を確かめるためにも、英会話を実践していくことは大切です。英会話を実践する量を増やしましょう。

しかし、話す相手がいない場合にはどうすればいいというのか?ここからは、独学では厳しくなってきます。英会話は相手がいるものです。そこで、以下は「英会話を実践する方法」=「英語を話す相手を見つける方法」となります。

・英会話を実践する方法1 バックパッカー旅行をする

おすすめは、1日中英語漬けになれるバックパッカー1人旅や留学です。私は3ヶ月間のヨーロッパ旅で英会話の実践量を増やしましたが、1ヶ月をすこしすぎたあたりで英会話ができるようになったことを実感しました。この記事で紹介したことをしっかり実践した方は、語学留学でもバックパッカーでも、1ヶ月半で充分だと思います。

・英会話を実践する方法2 セブ島に格安で留学する

私は、1ヶ月半もあったら今度はセブ島にいきたいですね。

セブ島 語学留学 英会話

安く行けて、英会話力を磨くことができてしまいます。

 

 

東大の友人に、今年の春にセブ島に語学留学に行った人がいるのですが、「やっぱ英語を強制的に話す環境づくりは大事だった」と言っていました。だいたい一ヶ月の留学だったのですが「最初は英語を話すのはやっぱり難しかったけど、一ヶ月あればだいぶ話せるようになるよ」とも言っていました。私もバックパッカーのときに経験しましたが、「1ヶ月間の英語漬け」は1つの目安になるようです。

・英会話を実践する方法3 オンラインレッスンを受ける

しかし、海外留学にそれだけの期間も行ける方は珍しいでしょう。そこで、日本にいながらパソコンで仮想フィリピン留学をしてしまいましょう。現在、パソコンのインターネットやSkypeを使うことにより、英会話のオンラインレッスンを家にいながら受けてしまえるようになりました。もはや「駅前留学」よりも便利な、「自宅留学」というところ。

最近流行しているオンラインの英会話レッスン「DMM英会話」は、価格も安いです。Skypeを利用したオンラインレッスンという形ですね。

わたしの友人は「モチベーションになるし、普段話せないから」という理由で、外人美女ばかりを選んでレッスンを受けています。(笑)「外国語を学ぶなら、その国の言葉を喋る人と付き合って恋愛するのが1番早い」とよく言われますが、たしかにモチベーションは高くなりますよね。

体験レッスンは無料で受けられるので、気になる方は試してみてください。無料で会話量を増やせるのでお得ですね。

・英会話を実践する方法4 日本にいる旅行者に積極的に英語で話しかける

駅で地図や案内板を見ている海外からの旅行者を見かけたら、話しかけてみるというのも手です。わたしはバックパッカー旅行のときに現地の人に多々助けられた経験から、東京で道案内を買って出たりすることがよくあります。

または、外人がよく集まるパブやバーに行って仲良くなるというのも手でしょう。渋谷、六本木界隈には、外国人観光客や駐在員がよく集まるお店が多くあり、私も利用しています。

オンラインレッスンよりも、対面で安く英会話を実践したいという方におすすめです。

英語を話せるようになると、新しくさまざまな気付きや学びが得られ、世界が広がった感覚になります。ぜひ、この記事で紹介した勉強法を挑戦してみてください。

また、いまや英語を話すのは珍しくない時代です。フランス語やスペイン語にも挑戦してみましょう!また違った発見や楽しさを味わえるはずです。

お読みいただきありがとうございました。

Mao Nishi

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Mao Nishi (西川 真央)
指導歴4年の個別指導講師。オンライン真学塾24主催。中学生から社会人まで個別指導のみで50名以上を指導。現在は難関大学の英語指導とコーチングをメインに、毎日=24時間が学びや成長に結びつく指導を心がけている。東大模試でE判定・偏差値37から、自宅浪人で東大合格後、休学してヨーロッパに単身バックパッカー旅へ。復学後はNY本社のIT系グローバル企業CEOオフィスでインターンを経験。帰国後、2年間大学で学び起業。現役東大生。⇒Mao Nishiの合格体験記⇒『0から東大合格を目指す5日間講座』⇒『オンライン真学塾24』⇒お問い合わせ
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