東大受験生相談

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東大受験生相談9「予備校の講習、何個受けようか迷ってます・・・」

更新日:

面白い授業はおおいにアリ。でも、勉強の基本は自学自習では?

東大受験生相談のコーナーです。

当サイトを訪れてくれた受験生からの相談・質問に対して、運営者の現役東大生Mao Nishiがお答えするコーナー。

※前回の東大受験生相談はこちら
東大受験生相談8「世界史・地理、0から東大への道順は?」

このコーナーを始めてからしばらく経ちますが、東大・他大学問わず、年齢も問わず、数十名の受験生から相談をいただくようになり、本当に嬉しいものです。

今回は、東大受験生OI(仮名)さんから「予備校の講習、何個受けようか迷ってます・・・」という質問をいただきましたので、その相談内容と私の回答を公開します。

※他の東大受験生の参考になればと思い、適宜修正を施した上で本人の許可を得て公開しています。

東大受験生OI(仮名)様の質問1

Maoさん、はじめまして。東大志望の宅浪生です!
宅浪か予備校で迷っているときにこちらのサイトを見つけて、
参考書や、Maoさんの受験に対する考えなど、本当に参考にさせていただきました。

タイトルの事に関してですが、現在夏期講習で1講座(東大世界史)
河合塾で受講しているのですが、冬期講習をどうしようか迷っています。

まおさんが東大生への相談のところで、夏期講習や冬期講習を補足として受けていたと書かれていましたが、何講座とられましたか?

私は冬期講習二次で使う6講座を取ろうかなと思っていますが、
非常に迷ってしまって…
もっと減らすか、でも減らしたらバランスが取れなくなるのかな、と
思ってしまって…
冬期講習を受けるまでは11月頃から25ヶ年に取り組もうと思っています。

取るに足りない質問で申し訳ないですが、よろしくお願いいたします。

東大生Mao Nishiの回答1

OI様、こんばんは。
初めまして、Mao Nishiと申します。

当サイトの記事をお読みいただき、そしてご連絡をくださりありがとうございます。
少しでも参考になる記事があったのであれば、嬉しい限りです。
また、メルマガ講座へのご登録もありがとうございます。

冬期講習の講座数の件ですが、
こちらの記事に写真が載っております。
⇒『受験参考書・予備校テキストの買取サイト「学参プラザ」を利用してみた!』

夏期講習は、以下の4つを受けていました。

【河合塾】

  • 東大地理
  • 東大古典
  • 世界史重要テーマ攻略

【駿台】

  • 世界史周辺地域史

冬期講習は、以下の1つのみです。

【河合塾】

  • 東大現代文

私は、
夏の模試までに土台を一通り完成させ、
秋以降は微調整+さらなる改善を目指していました。

なので、冬は現代文のみを受けました。

結論から申しますと、
結局は、やはり、OI様ご自身の進捗度合いに合わせて受講されるのが、望ましいかと思います。

そのうえで、私自身の視点を、選択肢の1つ、視点の1つとしてお伝えしようと思います。
少し重たいかもしれませんが、せっかくわざわざご連絡をしていただいたので、誠心誠意、本心で思っていることを話したいと思います。
もちろん、単なる私見ですので、参考にならなければ申し訳ありません。

6講座は、2次で使う科目数とはいえ、授業が苦手な私に取っては多く感じます。
また、浪人当時の私は、夏に4つ受けた際、自分の勉強時間を確保するのが困難だったため、
冬は本当に最低限の1つのみを受け、むしろ冬期講習期間中の自習室の利用を主な目的としていました。

「減らしたらバランスが取れなくなってしまうかもしれない」
というのは、私の現在の指導生徒も以前悩んでいました。

本試験で使う科目すべてを講習で取るべきなのではないか、と。

しかし、本当に大切なのは、講習を受けることではなく、
講習を受けずとも高得点が取れる科目を冬までに自学を通じて増やすこと、そして、
質の高い自学と自己管理の習慣を受験期を通じて身につけることではないか、
というのが私の持論です。

受験が終わると、誰も答えを教えてくれない自分の人生と向き合うことになります。
そのとき、本当の意味で頼れるのは自分自身だけです。
受験期を通じて自学と自己管理を身につけることが大切だと思う理由は、ここにあります。

自学による合格率アップに必要なのは、徹底的な過去問や模試の分析と、点数を伸ばすのに必要な戦略ですが、
これらは、ご登録いただいたメルマガ講座でお伝えするつもりです。

また、受験対策という意味では、
授業を受けると予習・授業・復習の3つが必要になります。
講習はだいたい5日間くらいだったと思いますが、
そうすると、多くの時間が講習の予習・復習に使われることになります。
自分の時間を持てないのは、逆に自己管理が難しくなってしまう危険をはらんでいます。

そして、ここが大切なポイントですが、
「過去問を解き終わって余裕があり、もうやることがない人」
は、多くの講習を受けても受かっていました。

一方、
「自分自身でやるべきことを終えてなく、講習に頼る形ですべて受けてしまった人」
は、合格できない人が多かった印象です。

なので、OI様が、冬期講習の時点で余裕が持てそう、あるいはやる問題がない状態なのであれば、
6つ講習を受けてもなんら問題はないかと思います。

一方、過去問演習を終えた後、参考書などで課題点の克服が残っている状態で
6つも講習を受けてしまい自分の時間を失くしてしまうのは、少し危険かもしれません。

あとは、講義スタイルの講習に対する向き不向きもあるかと思います。

なので、結局は、やはり、自分自身の進捗度合いに合わせて受講するのが望ましい、と思う次第です。

冬期講習を受けるまで、25カ年に取り組むとのことなので、
取り組んでからでも選択は遅くはないのではないでしょうか?

私の視点は、以上のようなものです。

途中、少し厳しい言い方をしてしまっているかもしれませんが、
少しでも参考になれば幸いです。

 

東大受験生OI(仮名)様の質問2

おはようございます。
お返事ありがとうございます!
何度も読み返させていただきました。

思えば、私もMaoさんと同じく
授業という形式に疑問を感じ、
宅浪を選びました。

それなのに、冬期講習をどうしようか、と迷ってしまったのは、夏期講習を受けた結果やはり非常に面白い授業であったのは確かなので、冬期講習はもっと受講したほうがいいのでは……?と思ったからだと思います。

予備校の友達に聞いても、だいたいみんな夏期講習は6〜7個取っていて、不安に駆られたのかもしれません。

自学と自己管理を身につける、その通りだなぁと感じました。冬期講習を二次で使う科目全てとって、塾に丸投げするのは良くないと思いました。

予習復習のお話も、確かにそうだと思いました。予習はやったとしても、復習にまで手が回らない姿が想像できます。

私は、現時点で東大に余裕で合格するかといえば、とんでもないです。
やるべきことはたくさん残されていると思います。それを冬期講習が始まる12月までにすべて終えることができるかといえば、おそらく出来ないと思います。

本当にお忙しい中ありがとうございました。
もう一度受験までの計画を立て直して、自分は冬期講習期間は、センター対策と今までにやってきた参考書やZ会、25カ年の復習をやることにします。

また、私も自習室の利用とメリハリをつけるためにも、冬期講習を絞って夏期と同様に1つ受講しようと思います。

Maoさんのサイトの記事はほとんどすべてに目を通させていただきました。
参考書は、Maoさんがおすすめされていたものでほとんど揃えました。
どの参考書もとても良書で、出会えてよかったと思います。

最近の東大合格体験記の記事は、もう3〜4回読み直して、大切だと思った部分は手帳に書き込みました。

自己成長→他者への成長、楽しませるという視点を意識して生活するようにします。

また、この記事を読んでMaoさんが以前投稿されていた、勉強する目的は?というような記事の理解がさらに深まりました。
世のため、人のためという目的をもてば成長する、(うろ覚えで申し訳ないです)というようなことが書いてあって、そのときはピンとこなかったのですが、他者への貢献という視点を持つことが大切なんだなと思いました。

長くなってしまってごめんなさい。
5日間のメール講座、本当に楽しみにしています。

 

東大生Mao Nishiの回答2

こんにちは。

サイトの記事やメール内容をよく読み込んでくださっているとのことで、
本当にありがとうございます。

お伝えしたかったことが、伝わっていたようで嬉しく思います。

特に、「勉強する目的は?」の記事では説明できなかった「世のため、人のため」の部分を、
合格体験記のストーリー形式を通じて伝えたかったのもあったので、
その点も本当に嬉しく思います。

ひとつ、補足させてください。

メールでの返信内容で、
自学自習を中心にすべきだ、ということを強調したかったがために、
授業のメリットについて触れなさすぎました。。

やはり、中には面白い授業もあり、そういう授業は私も楽しく受けていました。

自分にない視点、盲点は、やはり外から得るのが一番早かったりするのもあります。
また、「へ〜そうなんだ!」という授業で得られる面白さは、
モチベーション的に、自学自習を加速させる面もあります。

なので、面白そうな授業があれば受けられるのも良いと思います。

ただ、結局は自分でやらなければならない部分が多いのも事実ですので、
自学自習の習慣が破綻しかねない量の口座数は、どうなのでしょう、
とお伝えしたかったのです。

読み返してみれば、授業をほぼ完全否定するレベルのニュアンスが出てしまっていたので、
補足させていただきました。

今回の回答は以上になります。

 

東大受験生OI(仮名)様の質問3

こんばんは。

メールを返信した後で、勉強する目的は?の記事を読みなおして、検討違いだったらどうしようと思ったので、Maoさんのお返事を見て安心しました。

確かに授業は自分では気付けなかった視点など提供してくれますよね。今回夏期講習を受けて、感動して、
宅浪でほとんど授業を受けていないことに不安を感じてしまって今回質問させていただきました。

けれど6個となると確かに自学自習が疎かになりますよね、Maoさんからの
回答で目が覚めました。

自分が宅浪を選んだのは、すべてを自学の時間にあてることのできる宅浪が
一番効率が良いと思ったからで、
それは今も変わらないので、受ける授業は必要最低限に抑えたいと思います。

 

まとめ

今回の東大受験生の相談内容はこちら

というわけで、今回の相談内容は、

「冬期講習で何講座取ろうか迷っている」

というものでした。

自学自習を基礎に、ペースが乱れない範囲内で、面白そうな講習を適宜取るのが良いのではないでしょうか。

指導生徒でも、他の相談者の方からも、

「予備校の講習いくつ受けるか問題」

は、よく相談されます。

この相談を経て、Mao Nishiの予備校の講習に対する考え方や利用方法について、ちゃんと記事を書こうと思いました。

お楽しみに!

 

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・受験生相談4「浪人に当たり、現役時代の自分のやり方を変えるべきか?」
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お読みいただきありがとうございました。

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Mao Nishi (西川 真央)
指導歴4年の個別指導講師。オンライン真学塾24主催。中学生から社会人まで個別指導のみで50名以上を指導。現在は難関大学の英語指導とコーチングをメインに、毎日=24時間が学びや成長に結びつく指導を心がけている。東大模試でE判定・偏差値37から、自宅浪人で東大合格後、休学してヨーロッパに単身バックパッカー旅へ。復学後はNY本社のIT系グローバル企業CEOオフィスでインターンを経験。帰国後、2年間大学で学び起業。現役東大生。⇒Mao Nishiの合格体験記⇒『0から東大合格を目指す5日間講座』⇒『オンライン真学塾24』⇒お問い合わせ
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