【FLY Program】50万円もらえる東大の休学制度とは?

休学して自由な1年と50万円。東大のFLY Programとは?

突然ですが、

自由な1年間と50万円が無償で手に入るとしたら、あなたは何をしますか?

自由な1年間は、自分で自由にテーマを決めることができます。学生ならば、旅、バイト、部活などに打ち込むのもいいかもしれません。社会人ならば、忙しい日常から離れて羽を伸ばしてやりたいことがあるかもしれません。

50万円は、返済不要。1年間の活動をわずかながらでも援助するものです。

そんな条件で、あなたは何をするでしょうか?

以外と、「何してもいいんだよ」と言われたら、困ってしまう人も多いかもしれません。現在、インターネットやテレビを見ていると、やりたいことが見つからない学生が増えているような印象を与えます。一方で、自分で会社やビジネスを起こす起業をしたり、ライフハックをテーマにいろいろな活動に打ち込んでいる「面白そう」な人も増えている印象を受けます。

そのような両極端な2タイプに属さなくても、1度は考えてみてほしい問題。

「自由な1年間と50万円で、あなたは何をするか?」

実は、これは私Mao Nishiが東京大学に入った直後に、実際に体験した問題なのです。私が入学した年、東大はFLY Program (フライ・プログラム)という休学制度を導入しました。

当時、東大の濱田総長を筆頭に、グローバル化に対応して秋入学にしようという流れがありました。その中で、
「合格後、秋入学までの期間(ギャップ期間)を、高校を出たばかりの学生が有効に使えるのだろうか?」
という問題があったことが、この休学制度の背景にはあります。

入学直後の1年間を休学させ、その中で有意義に過ごせるのか確かめてみようではないか
という趣旨のもと、FLY Programは始まりました。

入学した直後にどこにも所属しないで自由な時間を過ごすこと自体は、実は、欧米諸国の大学入学にあたっては珍しいものでもなく、ギャップイヤーと言われています。

FLY Programの一期生になった私は、3ヶ月間のヨーロッパでのバックパッカー旅を筆頭に、大学生活から離れたところでしか経験できない、さまざまな学びを得ることができました。それらは今や自分の基礎として大切なものになっています。

他の一期生には、FLYの文字通り、留学や旅など海外に飛び立った人が多かったですが、岩手県の釜石市の市役所へインターンし、震災後、取りやめになっていた地元のお祭りを復興させた人もいます。

テーマは自分の自由に決めていいのです。

「そんなこと言ったって、やりたいことが見つからないんだけど!」と思われるかもしれません。

それならばそれでいいんです。「やりたいことを見つける1年間を過ごす」というテーマで、色々な経験をしてみるのも、私はおおいに価値のあることだと思います。

「自由な1年間と50万円で、あなたは何をするか?」

言い換えると、

「自分が本当にしたいことは何なのか」

幸いにも早熟にして答えを見つけられた少数派を除いて、どこかで必ずこの問いにぶつかることになります。

私は、休学の1年間で様々な経験を経たおかげで、自分の感心や適性をはっきりと知ることができました。そのときの経験が自分が大学以降の学びにも役に立っていることを強く感じます。

また、この休学制度は、人生における大切な問いである「自分が本当にしたいことは何なのか」を考えるきっかけや土台になります。1年間も時間を与えられ、50万円ももらうとなると、無駄に過ごすという無責任なことができないからです。何か、自分にとって意味のある1年にしなければ、大学に申し訳ができない。自分が1年間かけて取り組みたいことは何なのか?

その問いに応えるためには、自分自身と向き合わなければなりません。

10代の終わりまで、つまり、高校3年生や浪人生、大学1年生のうちに、一回、立ち止まって自分自身とこんこんと向き合う時期があると、その後がとても楽になります。

・自宅浪人で自分の限界に挑戦した1年間

・東大入学直後に休学した1年間

私も、この2年間のおかげで自分自身をよく知ることができました。

偏差値37から東大・宅浪合格した私が予備校より自宅浪人を推す理由 | Mao-24!com
社会に出るうえで、コミュニケーション能力を高めることが重要視されていますが、対他人のコミュニケーション能力だけでなく、対自分、内面のコミュニケーション能力を高めることも大切です。そちらの重要性が軽視されていることに私は危機感を感じます。

東大受験を考えている方、まだどこを目指すか決めていない方は、東大のFLY Programという休学制度を検討してみてください。貴重な経験になることは間違いないです。

お読みいただきありがとうございました。

Mao Nishi

※ 感想・質問・相談・依頼などは『お問い合わせ』からどうぞ。受験に関係ない質問でもかまいません。必ず返信致します。

 

東大のホームページです。参考までにどうぞ。
FLY Program – 東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部

 

Mao Nishi (西川 真央)
指導歴4年の個別指導講師。オンライン真学塾24主催。中学生から社会人まで個別指導のみで50名以上を指導。現在は難関大学の英語指導とコーチングをメインに、毎日=24時間が学びや成長に結びつく指導を心がけている。東大模試でE判定・偏差値37から、自宅浪人で東大合格後、休学してヨーロッパに単身バックパッカー旅へ。復学後はNY本社のIT系グローバル企業CEOオフィスでインターンを経験。帰国後、2年間大学で学び起業。現役東大生。⇒Mao Nishiの合格体験記⇒『0から東大合格を目指す5日間講座』⇒『オンライン真学塾24』⇒お問い合わせ
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Mao Nishi (西川 真央)
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